こんにちは、
中野です。
【整骨院の集客】休眠顧客を掘り起こすデジタル戦略
整骨院を営む経営者の方は、集客や顧客管理、人体に関する研究やスタッフの管理などやることが沢山あることでしょう。
特に小さな整骨院で細々とやっている店舗においては、院長先生が多くのことを兼務していながら治療をしており、大変な毎日を過ごしているのではないでしょうか。
ここでは、そんな整骨院を営む経営者の方に向けて、整骨院で集客のターゲットにするべき休眠顧客について、掘り起こし方法などをご紹介していきます。
整骨院の集客に困っていませんか?
整骨院の集客には様々な方法がありますが、ホームページを利用した新規顧客の獲得や、ダイレクトメールの配布、口コミによる紹介など多くの方法を試しているというところも少なくないでしょう。
そんな中であまり手を入れていないのは休眠顧客の掘り起こしではないでしょうか。
休眠顧客は、一度整骨院で治療に訪れたにもかかわらず、治療の途中でも来なくなったり、治療が終わって定期検査に来なくなったりする患者さんのことを言い、この患者さんの掘り起こしが出来ていない治療院が多いと思います。
しかし、治療院において休眠顧客ほど身近に顧客になってくれる人はいないのではないでしょうか。
一度訪れたことがある患者さんは整骨院に対しての抵抗も少なく、治療をしなければいけないことを理解している顧客となっているため、顧客に戻ってくれる可能性が高い患者さんと言えるでしょう。
休眠顧客、放置していませんか?
休眠顧客はなぜ生まれるかと言うと、一番の原因はコミュニケーションです。
コミュニケーション不足によるものから患者さんが来なければいけないという使命感や義務感が無くなり、とりあえず忙しいから今はいいやという形で来なくなってしまうのです。
もちろん他にも原因はありますが、すぐに解決できて大きな問題となっているコミュニケーション不足から解消していくことがまずは必要なのではないでしょうか。
休眠顧客の掘り起こしは「接点」
では、どのようにコミュニケーションを行っていけばよいのでしょうか。
休眠顧客の掘り起こしとして大事なのは接点を多く持つことです。
接点とは、休眠顧客の方と整骨院が持つ接点で、一般的には接点を持つツールとしては以下のようなものがあります。
・電話
・メール
・ホームページ
・看板
・チラシ
・LINE
・はがき
これらのツールは全て顧客とつながることが出来るツールで、アナログ的な手法からデジタル手法まで様々なものがありますが、このようなツールを利用して顧客と接点を持ち、休眠顧客を通常の顧客へと変化させていくことが出来ます。
接点を持つために出来ること
顧客との接点を持つために出来ることを細かく見ていきましょう。
アナログ手法
アナログによる手法には大きく分けて「ダイレクトメール」などのこちらからアクションをかけられるものと、「看板」などの受け身のタイプのツールがあります。
・ダイレクトメール
いわゆるはがきです。
顧客の家にはがきを送ることで、休眠顧客になっている顧客との接点を持つことが出来ます。
例えば、患者の治療に関することや、月のお休み情報など、どのようなことでも良いので顧客との接点を持ち続けることが大切です。
・看板
こちらは設置するだけで特に何かできるわけではないのですが、看板を毎月変える・毎週変えるなどのアクションをとることで顧客との接点を持つことが出来ます。
看板をこまめに変えることで目に付くようになり、「あーいかなきゃなー」という気持ちを作ることも出来ます。
デジタル手法
デジタルの手法としては「メールマガジン」「LINE」「TwitterなどのSNS」「ホームページ」などがあります。
ホームページは休眠顧客と言うよりも新規顧客へのアクションとして強いですが、SNSやLINEなどは休眠顧客に向けたアクションを起こしやすいツールとなっています。
・メールマガジン
毎週メールマガジンを顧客向けに発信することにより顧客との接点がつけられます。
例えば、「痛風のこと」など患者の興味が沸く内容のメールを毎週送ることで接点を保ち続けられ、休眠顧客へのアクションをとりやすくなります。
・LINE
LINEはどのツールよりもコミュニケーションツールとして多くのユーザーに利用されているため、このツールを使わない手はないでしょう。
新規顧客よりも休眠顧客を往々にして店舗経営や整骨院などの治療院経営をしていると新規顧客を狙いがちになりますが、休眠顧客は一度顧客になった患者様ですので、狙いやすくアクションを起こしやすい顧客と言えるでしょう。
まとめ
ここまで、整骨院の集客方法として、休眠顧客を掘り起こす方法をご紹介してきました。
休眠顧客の獲得は新規顧客の獲得と比べてアクションの取りやすい顧客と言えるでしょう。
一度顧客になった休眠顧客を掘り起こすには接点を多く持ち、アクションをとり続けていくことで休眠顧客からの掘り起こしをすることが出来るでしょう。