観光地の飲食店などへホームページを使って集客するのにはマーケティングが必要です。
マーケティングはひとつのことをおこなえば良いのではなく、いろいろな要素があります。
最初に考えるべきことは集客対象です。
対象者は誰なのか?
例えば、観光地にある旅行者を対象にした飲食店なら、若い人を対象にするのか、シニアを対象にするのか、などを考える必要があります。
また、地域密着型の飲食店であれば、該当地域に住んでいる人が対象となります。
マーケティングの基本は検索エンジン対策です。
どのような検索キーワードで検索してもらうかを考えるのが最も重要です。
検索キーワードを決めるときは、ビッグキーワードを使うか、スモールキーワードを使うかを考えなければなりません。
ビッグキーワードは、ライバルが多くなるため検索結果の上位表示が難しくなります。
この場合は、絞り込みが必要となります。
検索キーワードを2語とか3語にして検索結果の上位表示を狙います。
例えば、旅行者を対象にした飲食店なら、「観光地の名称+レストラン」などとなります。
「観光地の名称」は、神社、仏閣、地名、観光地の名称そのものになる場合が多いと思います。
または、それらに近い駅名なのかもしれません。
レストランの分部は、その他にも、イタリアン、パスタ、中華、ラーメン、日本食、蕎麦など、料理の分類であったり、ユーザの嗜好などが使われるかもしれません。
これらの中から適切な組み合わせを選択して最大の効果を得られるように考えなければなりません。
旅行者を対象とした場合、まずは、新規の観光客を獲得しなければなりませんので、屋号などは使いにくくなります。
ただし、口コミサイトで既に検索済であったり、リピーターが再検索する場合は、屋号が使われることもありますので、こちらの対策もおこなっておきたいものです。
地域密着型の飲食店であれば、集客対象は主にその地域の人になりますので、検索キーワードに「屋号」が使えます。
新メニューの紹介や何かしらのイベント情報などの、該当地域の人が興味を持ってくれそうな話題を掲載することも良いかもしれません。
また、日替わりの情報や何かしらのお知らせなどは、ブログ、フェイスブックを使って発信するのも面白いと思います。
これらの媒体はタイムリーで、記事を投稿すればすぐに表示されます。
ホームページからリンクしておくと該当記事を見つけやすくなりますので、その日に仕入れた食材の情報や日替わりメニューなどを掲載しておくのも面白いともいます。
これらの媒体のアクセスが多いと、それだけで飲食店への集客効果がありますので、読者数を増やすように育てていきたいものです。
これらの媒体の読者が増えてくると、ホームページ本体への集客にも寄与します。
ホームページだけではなく、いろいろな媒体を使ってマーケティングを強化し、集客につなげていきたいものです。