こんにちは、
中野です。
企業の大半がHPを持つようになってきている中で、HPを持とうとする企業も増えており、治療院においても例外ではありません。
しかし、HPをいざ持とうと思い依頼をしても、自分たちの希望のHPが出来てこなかったり、効果が出なかったりと、不満が上がることもあるでしょう。
なぜこのようなことが起きるのか、原因は依頼する側と制作する側のイメージのギャップがあるからです。
今回は、そのようなギャップが発生しないために必要なRFPについてご紹介していきます。
治療院のHP制作はうまくいかないことがある
整体院などの治療医を営む企業において、HPは必要不可欠なマーケティングツールとなっています。そのHPを持つために、自社で開発せずに制作会社に依頼するというのが一般的となっており、その場合、依頼した側の要望と違うものが出来ることがあります。
・要望と出来たものが違う
なぜ、要望と違うものができるのでしょうか。
治療院以外においてもこのようなギャップが生まれ、修正してほしい・修正できないというトラブルが発生することがあります。
本来、依頼する側が費用を払って制作会社にお願いしているため、制作側は依頼主の希望に合わせて作らなければならないはずです。
しかし、現状は依頼主である治療院などのクライアント側も要望を変更するなどのことが起き、うまくいかなくなるケースもあります。
・結果が出ない
また、希望のモノが出来ないだけで、結果がついてくるのであれば依頼側もクレームを出したりしないでしょう。
しかし、希望のモノも出来ない、結果にもつながらないとなっては身も蓋もありません。
そのようなことが起こるのは、マーケティングという視点で制作会社が作っていないことや、依頼主であるクライアントの言うことばかりを聞いて失敗してしまうというケースがあります。
なぜ、治療院のHP制作はうまくいかないの?
それでは、なぜ治療院のHP制作はうまくいかずに失敗してしまうのでしょうか。
それは、「要望の理解」と「業者選定」という二つのキーワードが重要になってきます。
・治療院側の要望が理解されていない
治療院側の要望が理解されていないことが、HP制作でうまくいかない原因の一つと言えるでしょう。
治療院側は、「こんなHPにしたい」という要望を持っているケースがほとんどですが、それがうまく制作側に伝わらないということがあります。
これは、書面やデザインのラフ案などを用いてやり取りしていないケースが多いため、起こりやすい問題と言えるでしょう。
・制作会社の選定を間違える
次に、制作会社の選定を間違えるということがあります。
これは、複数業者に依頼をした中で業者選定をすると思いますが、その選定をうまくできずに「やってくれると思ったのに」と後悔してしまうということが起きます。
このようなことが無いように、HP制作会社の選定も、書面などでしっかりとした要望を記載することが必要で、それがRFPと呼ばれるものです。
治療院のHP制作に必要なのはRFP
RFPは、HP制作だけではなくシステム導入に関しても重要な役割を持つもので、このRFPがあるだけで、依頼する側もされる側も共通理解を持つことが容易になるでしょう。
RFPとは?
RFPとは、提案依頼書というもので、HP制作をお願いしたいと思ったときにRFPを用意することで、制作会社に「目的」や「要件」がしっかりと書面で伝わりそれに合わせた見積もりをもらうことができ、出来上がった成果物も遜色ないように作られるといったメリットがあります。
なぜ必要なの?
RFPが必要な理由としては、要望する側のクライアントの要望を書面化することで、必要な要件やページ数などがしっかりと見えるため、それに合わせた見積もりをもらうことができ、複数業者に見積もらい依頼を出す際には、それぞれの項目でどのような金額の差があるのかなどを把握することが出来ます。
逆に、RFPがなければ、要件や目的がぼんやりとして伝わり、予想以上の費用が掛かったり、成果物が希望のモノと違うものが出来たりしてしまいます。
RFPには何を書く?
RFPに記載する内容としては、HP導入の目的や最終的なゴール、現在抱えている課題、会社概要などです。
そして、提案要件の詳細についても記載が必要で、提案してもらう情報として、提案内容はもちろんのこと、スケジュールや過去の事例、概算費用などを記載してもらうように依頼していきます。このような依頼内容を記載することで、それぞれ見積もりを出してくれる業者のフォームがバラバラになることが無く、ポイントを押さえて比較検討することが出来ます。
まとめ
ここまで、治療院においてのHP制作で、トラブルの原因となる「要望のギャップ」を埋めるために、RFPが必要であるということをご紹介してきました。
HP制作は、決して安い金額で作れるものではないため、作ってもらう場合には、制作依頼をするRFPを作ることで失敗を防ぐことが出来るでしょう。
また、RFPを作ることで、依頼側も情報を整理することができるのでおすすめです。
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