ウェブサイトは一度作成してしまえば終わりという訳にはいきません。
ある程度使うとリニューアルを考えるときがやってきます。
掲載内容を少しずつ追加変更していったことでつぎはぎ感がでてしまったとか、流行りのデザインに変えたい、ウェブサイトの環境が時代と共に変わってきたなどの理由があります。
さらには、今はGoogleがモバイルフレンドリーテストというものをおこなっていますので、ウェブサイトをモバイル端末対応にすることも、ウェブサイトリニューアルのきっかけになると思います。
現時点で、ランキング要素として使用することを実験中ですとありますが、今後のことを考えますと、対応しておくのが良いと思います。
モバイル端末の利用者数は年々増えていますので、この対応をしておくことでモバイル端末からの売り上げが見込めることになります。
逆に、対応していないと検索エンジン経由の購買意欲の高いユーザを逃してしまいます。
ウェブサイトのリニューアル方法には、HTML、ワードプレス(WordPress)などがあります。
HTMLは、以前からあるホームページ記述方法です。
HTMLタグとCSSを使って個々のページを作成していきます。
この方法は、最初にHTMLタグとCSSを覚えなければなりませんし、新規にページを追加する場合でも、これらを意識しなければなりません。
後から新規にページを追加するときも手間がかかります。
ワードプレスは、データベース、HTMLとCSS、phpを使って、ウェブサイトを作成していきます。
個々のページはテンプレートファイルを使って作成していきます。
ひとつのテンプレートファイルで複数のページを出力することも可能ですし、トップページのように他のページとは内容が異なるものは個々のテンプレートファイルを用意することも可能です。
最初は、ワードプレスのインストール、データベースの設定、テンプレートファイルの作成方法の習得など、覚えることが多く、少々とっつきにくいものだと思います。
しかし、新規ページの追加は、ブログと同じ要領でできますので、一度ウェブサイトを作ってしまえば後は楽です。
ウェブサイトを公開した後の集客対策としてロングテールSEOというものがあります。
ロングテールSEOというのは、ビッグワードを狙うのではなく、スモールワードを個々のページに設定し、ウェブサイト全体でのアクセス数を増やすものです。
どの業種であってもライバルのウェブサイトが増えていますし、今後も増えていくものと思います。
そんな中で、ビッグワードを狙うのは年々難しくなっています。
そのことで苦労するよりも、スモールワードで上位表示を狙ったページを量産したほうが、ウェブサイト全体で見れば効果的な集客ができるということになります。
また、ページを量産することで検索エンジンに有益なウェブサイトとして評価もしてもらえます。
現時点では、このような観点から、ウェブサイトをリニューアルするときは、公開後も検索エンジンへの効果のある対策がおこなえるワードプレスを選んだ方が良いと考えています。