街を歩いていると、いくつも治療院を見かけることがあります。
長引く不況とライバルの多い中でもうまく経営されているのだと感心してしまいます。
経営を軌道にのせるためには固定客を増やすことが重要になってきます。
お客様は、何もしなければ徐々に減っていきますので、そうならないように、新規のお客様を集めて、その中からより多くのリピータを増やしていくことになります。
また、口コミやネットで評判が広まっていくと、積極的に集客しなくても来院してくれるお客様も出てきます。
また、特有の症状を改善できるのであれば、遠方からやってくるお客様も期待できます。
お客様が治療院に対して最も期待していることは、苦しんでいる症状が改善することです。
苦しんでいる症状というのは人によって全然違うと聞きます。
そのため、施術方法や回復までにかかる施術回数が変わってきます。
このあたりの見極めと、そのことをお客様にどう伝えるのかというコミュニケーション能力を磨いていく必要もあります。
治療院を開業するためには、学校や治療院で勉強して技術力を磨かなければなりません。
そして開業した後も、常に技術力の向上を目指して頑張らなければならないと聞きます。
そして、長い間努力し続けて磨き上げた技術は、お客様を満足させるものになってゆくと思います。
治療院を開業した意義もそこにあるのではないかと思っています。
また、このようなことが治療院の付加価値として蓄積されていくものと思います。
ホームページは、治療院を開院したときに一度作ってしまえば終わりではありません。
むしろ、その後の運用保守作業を継続的におこなっていく必要があります。
その目的のひとつは、上記のように施術者の技術が向上していくために、提供できるサービスのレベルも向上していきますので、それに合わせてホームページを修正していかないと実態と
合わなくなってしまいます。
せっかくより良いサービスが提供できるようになったのですから、お客様にアピールしてネット集客に結び付けるべきだと思います。
もうひとつの目的は、ネット集客をおこなうということです。
サイトは検索エンジンに生きているということを認識してもらわなければなりません。
検索エンジンは有意義なデータをネットユーザに提供します。
そのとき、ほったらかしのサイトよりも常に更新されるサイトのほうが評価は高くなり、検索結果の上位に表示されるようになります。
検索結果で上位表示されることは集客対策のうえで大変重要です。
治療院の利益を上げるもう一つの要因としては、顧客単価を上げるということも考えられます。
その方法としては、施術料金をあげるか、関連商品を販売することもあります。
施術料金を上げることは、既存のお客様が離れていってしまいかねませんので慎重におこなう必要があります。
しかし、料金に見合うだけの技術が身についてきたならば考えてみる価値はあると思います。
関連商品の販売は、顧客単価の向上に直結しますので検討する価値はあると思います。
ただ、薬事法などに抵触しないものとか、在庫管理に手間がかからないものが良いと思います。
いずれにしても、治療院の経営を軌道にのせるのは、日々の努力が一番の要因だと思います。