「売っても儲からない商品はやめておく」
ネットビジネスを始めるときは金銭的に損を出さないことを考えなければなりません。
売っても儲からない商品はやめた方が良いと思います。
売っても儲からない商品とは、単価がの安い商品です。
例えば、5百円の商品を1ヶ月に100個売った場合、5万円の売り上げ。
この場合の問題点は2つあります。
一つ目は、売り上げが1ヶ月に5万円とすると、いくら利益率が高くても儲からないということです。
利益率が10%でも5千円、20%でも1万円。
これでは、生活費を賄うどころか小遣い稼ぎにもならないと思います。
物販の場合は、注文を受けてから梱包して配送しますが、これがかなりの手間がかかります。
つまり、人手が必要です。
外注に出すにしても、自分で行うにしても、その費用を捻出することはできないと思います。
また、商品管理や在庫管理などの費用も見逃せません。
二つ目は、1ヶ月に100個売るのはかなり大変だということです。
大雑把に言って1日3、4個売らなければなりません。
成約率が1%だとすると1日のアクセス数が、300~400なければなりません。
ビジネスを始めて間もないころにこのアクセス数を得るのはほぼ無理だと思います。
PPC広告をおこなえば費用が掛かります。
最近はクリック単価も高くなっていますので、この費用も捻出できないと思います。
また、SEO対策やブログ、facebookなどを使って無料で集客するためには、ある程度時間がかかります。
集客できるまでビジネスを継続できないかもしれません。
その前に、ビジネスが嫌になってしまいかねません。
では、どうすれば良いのかといいますと、単価の高い商品を扱うことになります。
例えば、単価が5千円の商品ですと、一日に1つ売れても1ヶ月で15万円。
上記で述べた人件費も少なくて済むでしょうし、アクセス数も少なくて済みます。
つまり、集客費用も抑えられます。
やはり、ネットビジネスは単価の高い、儲かる商品を扱うべきだと思います。
「配送料は誰が負担するのか」
配送料をどうするのか?
配送料は、お客様に負担してもらうのか、自分で負担するのか、ネットで物を販売するときに気になることのひとつだと思います。
配送料を、お客様に負担してもらうと割高感が出てしまい売れない、自分で負担すると利益を圧迫してしまう。
また、配送料は、届ける距離や大きさ、重さなどで料金が異なり、けっこう分かりにくかったりします。
これが、購買に至らない原因のひとつだとも思います。
対策としては、
・送料をお客様に負担してもらう場合は、商品に付加価値を付ける
・利益率の高い商品を扱い送料を無料にする
に、なると思います。
商品に付加価値を付けるというのは、だいそれたことでなくても良いと思っています。
例えば、野菜のセットを販売する場合は、その野菜を使ったその土地にしかないような料理とその作り方を冊子にして添付する。
また、その種類もいくつか用意する、など。
ありがちなことだとは思いますが、何かしらの付加価値を付けることで送料を負担しても買ってみたいと思ってもらえるようにするのが良いと思います。
しかし、単価の安い商品の場合、これだけでは商売としては成り立たないと思いますので、利益率の高い商品を用意しておき、そちらと合わせて購入してもらうようにすべきだと思います。
また、商品自体に、地域や季節に限定されたものであったり、緊急性があるものは、それだけで付加価値がありますので売りやすいと思います。
利益率の高い商品を扱い送料を無料にした場合は、お得感があったり、わずらわしさがありませんので、売りやすくなると思います。
これらのことは、サイト上に分かりやすく記載しておくことが必要です。