「ホームページがアクセスされない」
先日、知人から「知り合いの鍼灸院でホームページを制作したけれどアクセスが無い」と言われ調べてみました。
一番の問題点は、キーワード選定とホームページへの設定がちゃんとできていないことでした。
キーワード選定とホームページへの設定できていないと検索エンジン経由で検索されないため、表示されることはありません。
キーワード選定とホームページへの設定について少し述べてみたいと思います。
・キーワード選定
ユーザが検索エンジンで検索するときのシナリオを考えると良いと思います。
例えば、腰痛の人が鍼灸院を探す場合どうするか。
自分の住んでいる地域で探か、または、通勤通学時に使用する駅で探すか、施術の腕が良いかになると思います。
二つのキーワードの組み合わせを選ぶ場合を考えてみます。
一つ目は、“鍼灸”か“鍼灸院”のどちらかにします。
二つ目は、地域名、駅名、施術方法などを具体的に表した名称にします。
地域名であれば“中央区”など、駅名であれば“札幌駅”などです。
これらを元にGoogleやYahooのキーワードツールを用い月間検索ボリュームなどの指標からキーワードを決定します。
キーワードはなるべく少なくした方が良いです。
きれば2,3語が良いと思います。絞りきれなくても5語以内にして下さい。
・ホームページへの設定
メタタグ、titleタグ、hx、本文にキーワード選定で決定したキーワードを設定して下さい。
ホームページを公開した後は、実際に検索エンジンで検索して下さい。
できれば、一日一回検索してみて順位を確認してみて下さい。
上位表示されないときはキーワード選定とホームページへの設定をうまくいくまで繰り返し行って下さい。
「サイト構造の視覚化」
サイトの規模が比較的小さい場合はさほど必要ありませんが、大きくなった場合は訪問者がサイトのどこにいるかを把握できるようにした方が良いと思います。
その補助的な役割をはたすものがパンクズリストと呼ばれるものです。
例えば、“ホーム >> 制作実績”などと書いてあったりします。
グローバルメニューの少し下あたりにあります。
1クリックでトップページに戻れるように“ホーム”文字列にリンクを張っておくと良いと思います。
ちょっとした事ですが、閲覧者が迷子にならないようにしておきましょう。
「サイトの構成要素として「利用規約」が必要か?」
サイトの規模や職種に関係なく必要です。
利用規約は、自分が提供しているサービスを利用する者に対して適用される規則のことです。
お客様に「制作ページのうち利用規約で1ページ必要です」と言うと、「え~」って言われることがあります。
お客様からしてみると限られた制作ページから1ページとられてしまうのは損をしたように思うかもしれませんが、サービス提供者と利用者が合意できる規則のことですから、書くべきだと思います。
サービスを提供する側は、何ができて何ができないのか示しておく必要があると思います。
特に、サービスの内容、禁止事項、免責事項などは重要だと考えています。
ただ、利用規約がどうしても書けない場合でも免責事項だけは書いた方が良いと思います。
免責事項は、ホームページの記載内容に間違いがあっても損害賠償責任は負いませんという内容を書きます。
ホームページサイトを制作する場合は、必ず利用規約か免責事項を書きましょう。